Almost There...

Almost There...

今か今かと待ち構えておりますと、なかなか長く感じるのが時間というもの。発送の連絡から考えたら今日こそは!と思いながらも「まだ出ない」と毎日待ちぼうけするトトロのめいちゃんのよう。今日も来ないのかなと仕事に集中し始めて数時間。すると届いたんです。商品撮影のためにお借りしたヴァレンキのサンプル品たち。

ヴァレンキにはそういう高揚感を強く持ち合わせているんです。ヴァレンキとは... モンゴル〜ロシアの遊牧民がルーツの羊毛フェルトで出来たブーツで、マイナス30度以下にもなる極寒のシベリアでも耐えられるように作られた温かさと、一切繋ぎ目のない分厚い靴下のような制作方法が足に馴染み、深い雪の中でも素早く動きやすいのが特徴の伝統工芸品です。軍にも採用されてその性能は折り紙付き。室内履きにも、また驚くなかれ真夏でもよく使われているそうです(通気性が非常に良いため蒸れない)。ネーミングは「ワーレンキ」または「ヴァーレンキ」とも呼ばれています。

箱を開けますと中には多数のブーツたちが。ひとつ取り出して自分の目の前まで両手で掲げてみると「わぁ」と自然とため息が出てしまいます。長い間変わらずに引き継がれた伝統と文化の重みが高揚感に変わります。靴としてではなく素晴らしいアート作品を見ている感覚。

現在、撮影や商品の登録、その他手続きや準備を行っております。販売開始までもう少々お待ち下さいませ。販売開始のお知らせが必要な方はこちらからお問い合わせください。

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