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Do you know "Valenki"?

Do you know "Valenki"?

真っ白な北海道の冬、早朝、雲一つない青空が雪に与える色は白ではなくブルー。晴天続きなら暖かくて良いねと思われるかもしれませんが、それは全くをもって逆です。
地面の熱が雲というバリアが無いために、大気へどんどん逃げていき気温が下がり続ける「放射冷却」という現象が起こります。気温がマイナス20〜30℃となり、川の水の方が温かいため川から湯気がでます。

放射冷却現象の日は、空気中の水分が凍ってしまうために非常に乾燥し、雪にも水分が無いので砂のような粒子の細かい状態になり、歩くとギューギューっと雪が泣くのですが、そんな過酷な日が毎日毎日続く厳しいロシアの気候で生まれたのが「ヴァーレンキ(ヴァレンキ)」という長靴です。

遊牧民が着用する伝統的なフェルトのブーツから伝わり、19世紀にロシアで工業化されると、複雑な要求にも対応できるようになり一気に広まりました。大量の粗い羊毛を熱湯を使いながら袋状に成形し、水蒸気で加熱することで縮絨させ耐久性を高めます。仕上げにソール面を平らに均して完成。縮絨後でもフェルトの厚みが1cm以上にもなる暖か仕様です。
水分のない雪上に縮絨フェルトが食いつくように密着するためとても滑りにくく、且つ柔らかく自由度が高いので動きやすいという特徴を持ち、その便利さからロシアの軍隊にも採用されました。すり減りや水分を含むベタ雪の対策として、ゴムで覆ってしまうガロッシュや、近年ではゴムソールを使用することもあります。

実用的に使われていた時代のホワイト、グレー、ブラウンだけでなく、様々なカラーリングやロシアの雰囲気が見事に感じられる刺繍が施されるようにもなり、伝統的で独特なファッション性を今日まで伝え続けています。

当店では、ショートブーツ・ロングブーツ・刺繍付ミディアムブーツを取り揃え、可能な商品にはオプションでゴムソールをお付けすることができるよう、この秋から販売開始予定です。サイズは23-27cm。冬山クロスカントリーのヘビーデューティーにも、冬の部屋履きとしても幅広くお使いいただける伝統的工芸品です。

販売開始のお知らせをご希望の方はこちらからお問い合せください。

valenki lot

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